熊の目撃・痕跡情報のお知らせについて(最新情報はアニマルアラートをご確認ください)

幌加内町を含む北海道の多くはヒグマの生息域です。山野はもちろんのこと、近年では市街地においてもたびたび目撃されることもあることからヒグマに対する正しい知識を身につける必要があります。
ヒグマが身近な存在となった今、人身被害を避けるために一番大事なことはヒグマに出会わないことです。そのためにも以下の基本ルールを守りましょう。
・野山では音を出しながら歩く(鈴やラジオなど音の出るものを身につける)
・一人では野山に入らず複数で行動する
・薄暗い時には行動しない
・食べ物やゴミは必ず持ち帰る
・糞や足跡などの痕跡を見たら引き返す
・事前にヒグマの出没情報を確認する。
農業被害や人的被害が発生する恐れがある場合は、箱わなを設置するなどの措置を講じる場合があります。

熊出没情報

目撃情報付近での農作業や森林作業、山野に入られる場合は、十分ご注意ください。
幌加内町内における最新の出没情報については、幌加内町版アニマルアラートによりご確認ください。

ヒグマの有害性判断について

出没したヒグマの行動形態などで有害性が判断されます。非問題個体の段階0から問題個体の段階1から段階3に区分されます。
ヒグマの有害性判断

熊を目撃した場合

熊や熊の足跡や糞などの痕跡を目撃された場合は、幌加内町役場産業課農林振興係までご連絡ください。

熊に出会ってしまったら

以下に示す方法は基本的な対処方法ですが、確実性はありません。出会わないことが最善の方法です。

・走って逃げるものを本能的に追う場合があるので、決して走ってはいけません。熊は非常に足が速く、逃げ切れる可能性は非常に低いです。
・熊が立ち上がっても慌てないでください。周囲の状況を確認するための行動であり、威嚇行動ではありません。
・仔熊がいたら、近くに必ず母熊がいます。仔熊からゆっくり離れましょう。間違っても保護しようとしてはいけません。
・熊がこちらに気付いているにもかかわらず近づいてくるときは、持ち物をその場に置き、熊が置いたものに気を取られている間に静かに立ち去るという方法もあります。ただし、食べ物は決して置いてはいけません。また、一度熊の手に渡った物は熊の所有物です。取り返そうとすることは、自殺行為です。

お問い合わせ先

産業課 農林振興係