幌加内町ゼロカーボンシティ宣言を表明しました

 近年、地球温暖化に起因するといわれている猛暑や豪雨災害など自然災害が多発、世界各地で大きな被害をもたらしており、その対策は喫緊の課題となっています。2015 年に合意されたパリ協定では、「平均気温上昇を産業革命以前に比べ2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が国際的に広く共有され、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、その目標を達成するためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることが必要とされています。

 わが国では、2020 年10 月に「2050 年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言し、北海道においても、脱炭素社会と経済の活性化や持続可能な地域づくりを同時に進める「ゼロカーボン北海道」の実現を目指し、様々な取組が進められています。

 こうした状況を踏まえ、本町においても2022年3月3日、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を目指すことを表明しました。

 「人に自然にやさしい故郷づくり」をまちづくりの基本理念としている本町においても、環境にやさしく快適で安心安全なまちづくりに向け、町民や事業者の皆様と一体となって、脱炭素社会の推進と気候変動への適応の課題についての取組を実施していきます。

 令和4年3月3日開会の令和4年第1回町議会定例会において細川雅弘町長が行政報告の中で宣言をされました。宣言文は下記のとおりです。

幌加内町ゼロカーボンシティ宣言

環境大臣メッセージ

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