髄膜炎の予防接種(ヒブワクチン)について
細菌性髄膜炎とは?
細菌性髄膜炎は重症化することが多い病気です。
原因菌で最も多いのがインフルエンザ菌b型(Hib:ヒブ)(注:冬に流行る インフルエンザウイルスとは全く別のもの)です。
日本でのHibによる細菌性髄膜炎の患者数は年間約600人ですが、その約5%が死亡し、
約25%に発達障害・聴力障害・神経障害など深刻な後遺症を残す非常に予後の悪い感染症です。
髄膜炎予防接種(ヒブワクチン)
海外ではこのHibのワクチンが20年以上前から発売、現在は120カ国以上で導入され90カ国以上で定期接種になっています。
以前から日本でも小児科医を中心に国内での導入が熱望されており、2008年12月よりついに日本でも発売開始になりました(商品名アクトヒブ)。
任意接種で接種対象は生後2ヶ月~5歳未満ですが、Hib髄膜炎にかかるリスクは生後3ヶ月~1歳がピークのため、
生後2ヶ月~7ヶ月未満に接種を開始することが勧められています。
接種の回数
生後2ヶ月~7ヶ月未満 : 初めに3回(4~8週おき)と1年後に1回の計4回
7ヶ月~1歳未満 : 初めに2回と1年後に1回の計3回
1~5歳未満 : 1回のみ
医師の判断により、3種混合ワクチンなど他のワクチンと同時に接種することもできます。
予約が必要ですが、町立病院でも接種できますのでご希望の方は外来にご連絡ください。
毎月9日が予約締め切りで、接種できるのは月末となりますのでご注意ください。
任意接種ですが、生後2ヶ月~5歳未満の町民の方は全額助成の対象となり無料で接種できます。
その他の小児の任意予防接種
水痘(みずぼうそう)・ムンプス(おたふくかぜ)・日本脳炎・インフルエンザなどの予防接種があります。
いずれの病気も重症化することもあるため、可能な限り予防接種をおすすめします。